資格試験の勉強を始めると、「CBT試験って何?」「科目免除ってどういうこと?」「合格基準点と合格点は違うの?」みたいな疑問が次々と出てきますよね。
資格の世界には独自の用語がたくさんあって、これを知らないとテキストや受験ガイドの内容が理解しにくいんです。逆に言えば、基本用語さえ押さえておけば、勉強がスムーズに進むようになりますよ。
この記事では、資格の勉強に関連する用語をカテゴリ別にまとめました。辞書的に使えるようになっているので、わからない用語が出てきたらここで確認してみてくださいね。

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【試験制度に関する用語】
CBT試験(シービーティー)
Computer Based Testingの略です。パソコンを使って受験する試験方式のことで、テストセンターで好きな日時に受験できるのが特徴ですよ。ITパスポート、簿記(ネット試験)、FPなどで採用されています。ペーパー試験と比べて受験日の自由度が高いのがメリットですね。
IBT試験(アイビーティー)
Internet Based Testingの略です。自宅のパソコンからインターネット経由で受験する方式で、CBTと似ていますが、IBTは自宅で受けられる点が異なります。監視カメラやAIによる不正防止措置が講じられている場合が多いですよ。
科目免除
特定の条件を満たすと、試験の一部科目が免除される制度です。たとえば、測量士補の資格を持っていると土地家屋調査士試験の午前の部が免除されます。関連資格を持っている人にとっては大きなアドバンテージなので、自分の受ける試験に免除制度がないかぜひチェックしましょう。
受験資格
試験を受けるために必要な条件のことです。学歴、実務経験、他の資格保有などが条件になることがあります。多くの人が受験できる資格(宅建、行政書士など)もあれば、実務経験が必要な資格(ケアマネ、社労士など)もあるので、事前に確認しておきましょう。
合格基準点
合格するために必要な最低点数のことです。「60%以上」のように固定されている場合と、受験者の成績に応じて調整される場合(相対評価)があります。試験によって異なるので、受験要項で確認してくださいね。
足切り(あしきり)
複数科目の試験で、特定の科目の得点が一定以下だと、合計点が合格基準を超えていても不合格になる仕組みです。たとえば社労士試験では、各科目に「選択式3点以上、択一式4点以上」の足切りラインがあります。苦手科目を放置すると致命傷になるので要注意ですよ。
相対評価・ぜひとも評価
ぜひとも評価:「70%以上正解で合格」のように、合格基準が固定されている方式です。
相対評価:受験者全体の成績に応じて合格ラインが変動する方式です。上位何%が合格、というイメージですね。
合格率
受験者のうち合格した人の割合です。「合格者数÷受験者数×100」で算出されます。受験申込者数ではなく、実際に受験した人を母数にしていることがほとんどですよ。
受験手数料(受験料)
試験を受けるために支払う費用です。資格によって数千円〜数万円まで幅があります。一度不合格になると再度支払う必要があるので、一発合格を目指したいところですね。
士業(しぎょう)
「○○士」と名のつく職業・資格の総称です。弁護士、税理士、行政書士、社労士、司法書士など。多くの士業は、資格を取得した上で登録しないと業務ができません。
業務独占資格
その資格を持っていないと特定の業務を行えない資格のことです。医師、弁護士、税理士、社労士、宅建士(重要事項説明)などが該当します。資格の価値が高い傾向にありますよ。
名称独占資格
その名称を名乗るためには資格が必要ですが、業務自体は無資格でもできる資格のことです。中小企業診断士、マンション管理士、FP技能士などが該当します。
必置資格
特定の事業所に一定数の有資格者を配置することが法律で義務づけられている資格です。宅建士(不動産会社)、衛生管理者(一定規模以上の事業所)などが該当します。就職に直結しやすい資格ですよ。
【学習法に関する用語】
過去問(かこもん)
過去に実際に出題された試験問題のことです。資格試験対策の最重要教材ですよ。出題傾向の把握、実力チェック、知識の定着に使います。過去問を制する者が試験を制すると言っても過言ではありません。
肢別(しべつ)問題集
選択式の過去問を選択肢1つ1つに分解して、「正しいか間違いか」を判定する形式の問題集です。一問一答形式とも呼ばれます。択一式試験の対策にはこれが最も効果的ですよ。
模擬試験(模試)
本番と同じ形式・時間で行う練習試験です。市販の問題集やスクールの公開模試があります。本番の時間配分の感覚をつかむのに役立ちますよ。
アクティブリコール
テキストを見ずに、覚えた内容を自力で思い出す学習法です。「テスト効果」とも呼ばれ、科学的に最も効果が高い記憶定着法の一つとされています。
スペーシング効果(分散学習)
同じ内容を短時間に集中して学ぶよりも、間隔を空けて繰り返す方が記憶に定着しやすい現象のことです。エビングハウスの忘却曲線に基づいた学習法ですね。
インターリーブ学習
1つの科目を長時間続けるのではなく、複数の科目を交互に切り替えながら学習する方法です。科目間の区別がつきやすくなり、応用力が身につくとされています。
ポモドーロ・テクニック
25分間集中して勉強→5分休憩を1セットとして繰り返す時間管理法です。4セット終わったら長めの休憩を取ります。集中力の維持に効果的ですよ。
過去問回し
過去問を何周も繰り返し解くことです。「3回回す」「5回回す」のように使います。回数を重ねるごとに、間違えた問題を中心に復習していくのがコツですよ。
テキスト通読
テキストを最初から最後まで一通り読むことです。全体像を把握するために、勉強の初期段階で行います。この段階では完璧に覚えようとしなくて大丈夫ですよ。
【通信講座・スクールに関する用語】
通信講座
教材が自宅に届き、自分のペースで学習する形式の講座です。近年はWeb動画の配信が主流で、スマホで受講できるものが多くなっています。忙しい社会人に特に人気ですよ。
通学講座
スクールに通って、教室で直接講義を受ける形式です。ライブ感があり質問しやすいですが、時間と場所の制約があります。
オンデマンド配信
録画された講義動画を、好きな時間に好きなだけ視聴できる配信方式です。通信講座の主流ですね。倍速再生ができるものが多いので、時短にもなりますよ。
教育訓練給付制度
厚生労働省の制度で、対象の講座を受講すると費用の20〜70%がハローワークから支給される制度です。雇用保険の加入期間などの条件がありますが、使えるとかなりお得ですよ。厚生労働省の公式ページで対象講座を検索できます。
合格お祝い金
通信講座の受講生が試験に合格した場合に、講座提供元から支給されるお祝い金です。数千円〜数万円のケースが多く、合格証の提出や合格体験記の提出が条件になる場合もあります。
【合格後に関する用語】
登録(とうろく)
資格を使って業務を行うために、行政機関や資格団体に届出を行う手続きです。登録料がかかることが多いですが、登録しなくても試験合格の事実は消えません。
登録実務講習
実務経験がない人が登録するために必要な講習です。宅建士の場合、2年以上の実務経験がなければこの講習を受ける必要がありますよ。
更新講習
資格の有効期限を延長するために受講が必要な講習です。宅建士は5年ごと、ケアマネは5年ごとなど、資格によって頻度が異なります。忘れずに更新しましょう。
ダブルライセンス
2つ以上の資格を組み合わせて保有することです。相性の良い資格の組み合わせ(宅建+FP、社労士+行政書士など)で相乗効果を狙う戦略ですよ。
CPE(継続的専門教育)
Continuing Professional Educationの略です。資格取得後も継続的に学習を続ける制度で、公認会計士や情報処理安全確保支援士などで義務づけられています。
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【難易度に関する用語】
偏差値(資格の難易度指標として)
資格の難易度を偏差値で表現することがあります。ただし公式な指標ではなく、サイトや書籍によって数値が異なるので参考程度に捉えましょう。一般的に偏差値60以上で「難関資格」とされますよ。
勉強時間の目安
合格に必要とされる学習時間の目安です。あくまで平均的な数値で、個人の基礎知識や学習効率によって大きく異なります。スクールが発表している数値は、自社講座の受講を前提としていることが多いので、その点も考慮してくださいね。

よくある質問(Q&A)
Q. CBT試験とペーパー試験、どちらが難しいですか?
A. 試験の難易度自体は同じです。ただし、CBTはパソコン画面上で解くので、紙に書き込んだりマークしたりする感覚とは違います。事前にCBTの操作練習ができるサイトで慣れておくのがおすすめですよ。
Q. 科目免除があるかどうかはどこで調べられますか?
A. 各資格試験の公式サイトにある受験要項(受験案内)に記載されています。IPA(情報処理推進機構)のような試験実施機関のサイトで確認してくださいね。
Q. 業務独占資格と名称独占資格、どちらを取るべきですか?
A. 就職・転職のためなら業務独占資格の方が有利です。ただし、名称独占資格でも実力の証明にはなりますし、キャリアアップに活かせることも多いですよ。自分のキャリアプランに合わせて選びましょう。
Q. 合格率が低い資格は避けた方がいいですか?
A. 合格率だけで判断するのは危険です。合格率が低い資格は、その分「持っている人が少ない=希少価値が高い」とも言えます。自分のキャリア目標に合っている資格なら、合格率に関わらず挑戦する価値はありますよ。
Q. 教育訓練給付制度はどうやって申請しますか?
A. 対象講座を修了した後に、ハローワークで申請手続きを行います。受講前に「教育訓練給付金の対象講座かどうか」と「自分が支給要件を満たしているか」を確認しておくのが大切ですよ。
まとめ:用語を知れば勉強がスムーズに進む
資格の勉強を始めると、いろんな専門用語に出会います。特に初めて資格に挑戦する人は、「用語がわからなくて教材の内容が理解できない…」ということも起きがちですよね。
この用語集で基本的な用語を押さえておけば、テキストや受験ガイドがスムーズに読めるようになるはずです。わからない用語が出てきたら、このページに戻ってきて確認してみてくださいね。
知識は力。まずは言葉を知ることから始めましょう。
参考リンク:
- 厚生労働省 – 技能検定制度
- 資格Zine:資格情報の総合サイト

※この記事は2026年4月時点の情報に基づいて作成しています。各用語の定義は一般的な解釈に基づくもので、資格や試験によって細部が異なる場合があります。
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